オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は昨日までの調査で採ったサンプルの処理などしに研究室へ。さすがにこの時期は人がいますね。皆さん忙しそうです。そんな学生さんたちを尻目に水生昆虫の撮影などもしてみました。今回対馬では念願の「九州地方産のキボシツブゲンゴロウ」を採集することができました。本州ではぽつぽつと採集しているのですが、九州地方では古い記録があるのものの、現在はどこにいるのやら・・。キボシケシよりレアです。対馬にてあの美しい黄色い斑点とピコピコ歩きに出会うことができて、歓喜の声を上げることとなりました。実に、良いゲンゴロウです。

キボシツブゲンゴロウJapanolaccophilus nipponensis。斜め下からのちょっとかっこいい&これまでにあまりないカットを目指してみました。体長は約3ミリ。

ついでにたくさんいたムナビロツヤドロムシElmomorphus brevicornis。顔のアップ。体長約4ミリですが、なかなかかわいい顔をしています。今年は小さい水生昆虫の生体の写真を撮り集めて行こうかなと思ってます。いずれ日本産水生甲虫図鑑など作成したいものですが、撮影技術などまだまだ修行が必要です。水槽写真は色々と工夫のしがいがあって楽しいですね。