今日は現所属研究室の後輩のY君の博士学位請求論文公聴会でした。工学部ではありますがテーマは魚類を対象とした水域ネットワークの再生手法に関するもので、聴衆は工学部、農学部、コンサル会社の方々と多様で教室は満員でした。基本に忠実な魚類相調査をベースに、色々と新しい手法を組み合わせた研究内容は、新知見も多くとても実学的でした。何よりもよかったのは質疑応答で、おそらく30分以上はあったと思うのですが、最終的に質問を制限するくらいの盛り上がりでした。質問も先生・ポスドクだけでなく、学部学生やコンサル会社の方々から広く出ていました。様々な立場の人たちにとって関心のあるテーマで、かつプレゼンがシンプルでわかりやすかったということなのでしょう。応用的な研究では実に重要なことだと思います。お疲れ様でした。
