オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日はちょっと用事があったので隣県へ。ついでに数年前からちょこちょこ見にいっている水路へ。

目的は住宅地の水路いっぱいにもっさりと繁茂するミズオオバコOttelia alismoides!今年も良い具合に繁茂していました。

花も満開でした。この水路は毎年冬に泥上げをしており、底の泥とか水草とかをごっそりと陸に上げるのですが、夏にはいつもこのような状況です。こういうのを見るとかつて水田雑草であった、という肩書きもなるほどと思うわけです。
しかし九州北部ではすでにかなり少ない種類のようで、これほどの群落は他に見たことがありません。しかもここは住宅地の中。ここでは何故人間と共存できているのか?水路管理の方法とミズオオバコ生活史の関係をきちんと調べてみたいものです。それにしてもこういう水路は良いですね。心が癒されます。