魚類だけ出ていなかった環境省版第4次レッドリストが公開されました（リンク）。クニマスの野生絶滅、ニホンウナギの絶滅危惧IB類、ドジョウの情報不足がトピックスとして挙げられていますね。タビラ各亜種やシマドジョウ属をはじめとして、新しい分類学的知見も反映されています。しかし南の島の通し回遊魚は名前を見てパッと姿が浮かばない種類も多いです。うーん、勉強不足。。難易度高い。
ドジョウは福岡県版、佐賀県版でのレッドリスト掲載種で、例えば山口県では外来のドジョウ集団なども見つかっていますし、こっそり危機的状況の可能性もあります。ランクは情報不足ということでまさにその通りなわけですが、分類学的な部分も含めてこれを機に研究や調査が進展することを期待しています。
( ´−｀) .｡oO（しかし定義が何も公表されてない〜〜の一種、なんて公的文書に載せる意味あるんですかね。載せなきゃ保全が進まないなんてことはまあ、ないこともないけど、それが何か専門家でもわからんもの載せても、保全なんて進まないですよ。わかりにくすぎて現場は思考停止するだけです。ちょっと無責任ではないですかね。。それとも魚類検索には出るのかな。ならまあいけど。保全に必要っていうなら先に和名とその定義くらいは公表しておいてほしい。。）
