オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

論文

Takahashi, S., Okazaki, T. (2017) Rhinogobius biwaensis, a new gobiid fish of the "yoshinobori" species complex, Rhinogobius spp., endemic to Lake Biwa, Japan. Ichthyological Research: DOI 10.1007/s10228-017-0577-4(リンク
ということで今度はビワヨシノボリが新種記載されました!先日のルリヨシノボリに続いての学名決定でうれしいです。魅力的な固有種が満載の琵琶湖に、またひとつ名実ともに素晴らしい固有種が加わりました。ビワヨシノボリは昨年に琵琶湖のエリ漁を見学させてもらった時に、たくさん採れていました。湖中を泳いで暮らす、変わったヨシノボリなんだそうです。さすが、琵琶湖。

ビワヨシノボリRhinogobius biwaensis Takahashi & Okazaki, 2017

昨年のエリ漁にて。このようにたくさんいました。以前飼育していたときは、背鰭と臀鰭がかなり伸長して、美しく独特の姿が印象的でした。