オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は最高潮に観察会日和でした。一日で同じ川の上流、中流、河口をみるという贅沢なスケジュール。

写真は中流の地点。ここは魚の種類が多いので、なるべく多くの魚を参加者に見れもらえるよう、実はかなりがんばります。

もう7年目なのでだいたい採れる種類はわかっているのですが、このギギだけは採れたり採れなかったり。今年は良いのが採れました。ここは在来。アリアケギバチとはまた違う、独特のメタリック感が美しいのです。ちょっとサメっぽい。

オヤニラミはぜひ見てもらいたい魚。今年もなんとか。

カマツカ。今日の布教は最高にうまくいった感あり。手ごたえを感じました。ちびっこ何人かに後で印象に残った魚を聞いたら、カマツカと答えた子が3名。地道な布教活動が実を結び、世界を平和にするのです。

ヤマトシマドジョウ。親御さんはやっぱりこういうわかりやすい美しさに感動なさいます。まあ、この模様は美しいですね。1945年の論文にもシマドジョウ属の斑紋は美しいと書いてあります。



河口地点にて瀕死のボラをみつけて捕まえました。皆さんに触ってもらったらさらに瀕死に・・。ふと見ると鰭にウオノエの仲間が寄生しているのに気づきました。標本にしました。