オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記


知り合いの方にいただいたセトコブセスジダルマガムシOchthebius matsudaeです。小さいですが(2ミリくらい)かっこいい。2014年に新種記載されたニューカマーです。海岸の潮しぶきのかかる岩上で暮らしているらしいです。
しばらく観察してみましたが、まったく泳げないようす。ですが、石ごと沈めるとちゃんと腹部には空気膜ができて、特に困った様子もなくスタスタと水中の岩上を歩きます。これは紛れもなく湿地帯生物です。この仲間は以前にイズモを採った(採らせてもらった)ことがあるだけなので、いつか全種自力採集をしてみたいです。微妙に種によって好みの環境が異なるという話もあり、興味深いです。
この個体を入手するにあたり、Hayashiさん、Kawanoさん、そしてMatsudaさんにお世話になりました。どうもありがとうございました。