先日にポン氏と採集したミナミメダカを撮影したりしていました。
オスです。が、なんだか、尻鰭が長い。。こんなだったですかね。。
こちらはなんか上からみて違和感のある個体。横から見てみたら、これはいわゆる透明鱗という色彩変異個体ですね。完全に野生の個体群だとは思うのですが、このご時世、誰かの放流した改良品種が混ざっていたりするかもしれないとか思ったりもして、ちょっと悩ましいことでした。美しいですが。
昨今、品種改良されたメダカの飼育が流行していますが、それらはその辺に放せば当然外来種となります。また、その地域の在来メダカとも容易に交雑し、遺伝的攪乱を招きます。それは取り返しのつかない、自然遺産の破壊です。飼育しているメダカは、どんなものであれ、決して野外に遺棄しないようにしましょう。各地でメダカたちが築いてきたメダカの歴史を尊重しましょう。