オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

シーズンなので連日湿地帯調査の日々です。中毒なので問題ありません。

素晴らしい渓流のエコトーン!

 

水路と水田と休耕田から構成される素晴らしいエコトーン!

 

素晴らしい干潟のエコトーン!無限とも思われる湿地帯生物が暮らしていました。

 

一方でエコトーンがまったくない、河川。生物多様性にまったく配慮していないデザインであると同時に、こんなにコンクリートむき出しでは気候変動対策にも悪影響では。河川法にある河川管理の目的、治水利水環境保全、どこにいってしまったのでしょうか。環境を守るというのは、我々の暮らしを守るということです。

 

こちらはここ2年ほど4ヶ月に一回定期的に調査していた場所。川底がコンクリートで固められていました!ショックです。。あんなにたくさんいた川虫たちはすべてコンクリの下に生き埋めでしょうか。なぜか部分的にコンクリが張られていない場所があり(写真中央)、ここにはタカハヤをはじめたくさんの湿地帯生物がいました。環境配慮なんでしょうか。微妙ですが。それにしても全体をここまでする必要があるのでしょうか。

 

カジカガエルです。カッコいい!生物多様性と共生する社会をつくることは、我々が持続する上でとても重要なことだと思います。変わりつつあることを実感する出来事は少なくないですが、しかし、根本的なところはほとんど何も変わっていません。私が好きな湿地帯は破壊され続け、湿地帯生物はどんどん滅んでいきます。どうしたら世の中が変わるのかなということを日々考えています。