実家の父上から写真が送られてきました。庭で花が咲いたニリンソウとイチリンソウです。
そしてこちらがイチリンソウ。基本的に1株に花が1つ咲くので一輪草。
これらは今からおよそ33年前、当時中学生だったオイカワ丸少年が近所の雑木林で採ってきて庭に植えたものです。当時はその雑木林には大群落がみられましたが、先月に帰省した折、久しぶりに見に行ったところ跡形もありませんでした。雑木林の規模は縮小し、林床はきれいに掃除されて乾燥していました。
小中学生時代は山野草も好きだったのでその辺から色々と採ってきては植えていました。絶えてしまったものも多いのですが、これらは父上が熱心に落葉をとってきてまいたり、上側の樹木の選定を行ったりなど世話をしてくれたので、私が植えたころの10倍くらいに増えている様子です。しかし現生息地にはなくなってしまったようなので、貴重な系統になってしったかもしれません(ただ市内にはまだ産地がいくつも残っているようです)。