オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日の福岡は激しく雨です。

帰ったら日本鞘翅学会の英文誌であるElytraが来ていました。水生のガムシで新種が記載されておりました。

Minoshima, Y., Fujiwara, J. (2009) Discovery of the water scavenger beetle genus Megagraphydrus HANSEN (Coleoptera, Hydrophilidae) from Japan, with description of a new species. Elytra, 37: 53-61.

日本から初記録属のガムシで、和名はキベリオオツヤヒラタガムシというそうです。ガンバン系ですね。西表島かーイキタイナー。もう何年行っていないだろうか。

と思って調べてみたら2004年の5月!五年も前ではないですか。このときの旅行はヤエヤマセスジゲンゴロウ、チビセスジゲンゴロウ、ババナガアシドロムシを初めて採ったという大変思い出深いものでした。夜は都合良く雨がぱらつき超絶ヘビ運のない私もサキシマバイカダやサキシマスジオに難なく出会うことができ、さらには同じ宿舎に泊まっていたこの方のご好意でイワサキセダカヘビを見せてもらうというイベントも発生したのでした。

これはその時の個体。気品と格調にあふれていますね。これはヤバイかっこよさであります。