オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

懸案事項であった文章を共著者に送付。さらっと書けるものでもないとは思っていましたが、予想以上に時間がかかりました。和名を提唱するだけっていうのも何だかあれなんですけど、でもその時代時代でそういう動きがなかったことはやっぱり今不便だし、実際に問題も多いので誰かがやらねばならないのでしょうね。スルッと世に出ると良いんですけど、やっぱりいざとなると難しいかなあ。。ウウエライセンセイノカオガチラツク・・
しかし改めて色々と文献を整理して勉強してみると、シマドジョウ類の研究で1930年代〜50年代の池田(青柳)兵司博士と50年代〜60年代の皆森寿美夫博士の研究成果は、あの時代であのクオリティなのが信じられない。すごすぎる。とってもシマドジョウが好きだったのだろうか。それともたまたま大きなテーマに合致した魚、ということで淡々と仕事としてやっていたのだろうか。でも書いた文章を見ると、やっぱりとってもシマドジョウが好きだったのではないかという気がするのです。シマドジョウ類を見分けるセンスがハンパないです。とても長い時間じっと観察したりしていないとあのセンスは身につかないでしょう。すごい人多すぎ。