オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日はおしごと系調査のため朝から県南部へ。モニタリング的調査はひとつひとつの調査そのものはあまり面白い場面が少ないですが、続けることに意味があるので、しゅくしゅくとおこなうのみ。
ちなみにこの川は大昔(昭和12年!)に福岡県唯一のキボシツブゲンゴロウの記録がある川で、たしかにところどころいそうな環境が残っています。でも水質が致命的に悪い。とても汚いというほどではないものの、これまでキボシツブを採ってきた川と比べるとかなり良くない。しかも数十年前はもっと悲惨なヨゴレだったそうなので、もはやこの川からは絶滅した可能性が高そうです。
なんとか福岡県内から再発見したいゲンゴロウのひとつなんですが、なかなか難しい。

こうして見ると雰囲気はあります。でも右から流れ込んでいるのはたぶんあまり処理されていない下水。今日みた限りではちょこちょここういう水が入り込んでいて、こういうのが積み重なってなんとなく全体的に水の悪い川になってしまっているようです。