連休中ですので家のことなどちょこちょこしながら、子供の様子を横目で見ながら文献収集。しかし便利な世の中です。1800年代の貴重な海外の文献はその多くが無料でpdfとしてDLできます。一昔前だったら所蔵してる図書館まで行ってコピーとらなきゃいけなかったでしょうし、さらにその一昔前だったら文献持ってる偉い先生を訪ねて手書きで写したりしなければならなかったものが、椅子に座ったまま次々と手に入る！
カラドジョウParamisgurnus dabryanus Dabry de Thiersant, 1872の原記載論文の図。6番です。確かにカラドジョウの雰囲気。模式産地は中国、長江。味わい深い良い絵〜〜。
これは福岡県産のカラドジョウ。カラドジョウは日本では外来種で、外来生物法の要注意外来生物に指定されています。ドジョウを食べようとして放流したドジョウが実はドジョウではなくカラドジョウだった、という話なわけですがそもそも大陸のドジョウと日本のドジョウが同一種かどうかも怪しい。ということで最近はそのあたりの研究を進めています。うまくまとまるかは未知数の厳しい状況。。
