湿地帯中毒

湿地帯中毒患者(末期)の日記です。

日記

九州の川であれば、上からみてもだいたい魚の区別がつきます。狂ったように魚を採って見続けていればわかるようになるのは自然の摂理なのですが、いくつかポイントもあります。もっとも大事なのは鰭の位置と数です。

例えば泳いでいるスズキ類(スズキとかブラックバスとかブルーギルとかティラピアとか)とコイ類(コイとかフナとかオイカワ)では胸鰭と腹鰭に注目するとわかりやすいでしょう。スズキ類では胸鰭は体側部にあり、腹鰭は前方、ほぼ胸鰭の真下にあります。一方でコイ類では胸鰭は体下部にあり、背鰭は体の中央、背鰭開始部のほぼ真下にあります。

観察会などではメダカとハヤ類の稚魚はしばしば混同されていますが、これも鰭の位置に注目するとわかりやすいでしょう。メダカは背鰭が極端に後ろにあります。一方で、ハヤ類は前述したように背鰭が体の中央にありますので、この点に注目すると区別は簡単です。

コイ目の中でもコイやフナは背鰭基底が長く、ハヤ類とは大きく異なりますが、鰭の基本的な位置関係は変わりません。このあたりの基本的な鰭の形を覚えておくことが、パッと見て同定する上でまずは重要な知識になるわけです。まあ九州だけでも200種類くらいの淡水魚の記録があるので、これだけでは勝負になりませんが、まずは基本を押さえることが重要です。