今日は調査のため湿地帯へ。
オバエボシガイの死殻。生きたものを探索していたのですが、採れず・・・。二枚貝の採集能力が低いです。
その後は今年度改修予定の水路をみてきました。もう杭がたっていました。悲しいです。とっても良い風景だと思いますが、風景じゃ食えないと言われればそれまでです。色々と協議して多少は生物に配慮した工法になる予定ですが、色々と限界も感じています。
この水路には絶滅危惧種もいます。でもこの辺にはまだいくつも産地がある種です。絶滅危惧種がいるんですよと説明した時に、でもここでいなくなったら絶滅というわけではないのですよね?と聞かれて、それはまあそうですね、としか答えられませんでした。それはまあそうなんですが。
悲しいので帰りに渓流でマルヒメツヤドロムシをつまんできました。この渓流はしばらくずっとこのままで、ここのマルヒメツヤドロムシもしばらくずっと絶滅しないことでしょう。