卯田宗平(編)(2021)「野生性と人類の論理 ポスト・ドメスティケーションを捉える4つの思考」東京大学出版会.
私が分担執筆として参加している書籍が出たので紹介します。とあるご縁から研究会に参加させていただき、その成果となる本書において第10章を書かせてもらいました。タイトルは「食用ドジョウの過去・現在・未来」です。
目次を見てもわかる通りいわゆる人文系の分野で、私としては初の経験でしたが、研究会は大変刺激的で面白く勉強になりました。野生生物の家畜化を4つの視点からなる17章もの事例から、体系的に見て捉えてみようという内容です。
高価な専門書ですが、「家畜化」という現象に興味がある方は、買って損はないとても面白い内容だと思います!