今日は命の洗濯のため、休暇をとって湿地帯に調査に行ったのですが・・・
完全に洗濯されました。海から遡上してきたイダ(ウグイ)です!!!あああああ!!!!!スゴイィィィ!!!!久しぶりに脳内の何かが全部出ました。投網1号は鎖ごとちぎれるし、水没するし、カマツカすら採れないしとぽんこつぶりを発揮していましたが、最後に投網2号はきちんと開き狙いの場所に飛んでいき、逃さず捕獲できてよかったです。
改めて、ウグイPseudaspius hakonensis。こちらはたぶんメス。かなり大型で迫力があります。
こちらはオス。ウグイは一生を淡水域で暮らす集団や、海に降りて成長し産卵のため遡上する集団や、そうした中でもなんかずっと淡水にいる個体や、ずっと汽水にいる個体などもいて、一筋縄ではいかない興味深い淡水魚です。今日見ることができたのは、海に降りて成長し産卵のため遡上する集団です。その動向が気になっていた個体群でしたが、まだ絶滅はしていないことが確認できてよかったです。このまま再生産を続けて欲しいと願っています。
幼魚もいました。しかし幼魚はこの時期に川で何をしているのでしょうか???