2017-01-01から1年間の記事一覧
佐々木浩(2016)日本のカワウソはなぜ絶滅したのか.人間文化研究所年報,27:95-111.(PDF) タイトルのとおり、詳細なデータとともに絶滅までのカワウソの国内記録をまとめ、その絶滅理由を考察した文献です。読んでみればわかるとおり、最後まで残って…
ポン氏のリクエストに応じて、沼でドジョウやザリガニなどを探す。 やる気全開という感じではないものの、熱心に網をいれているポン氏。ヒメガムシはつかめないが、ギンヤンマのヤゴはつかめる模様。 目的のドジョウはたくさん!1個体だけ自宅用に持ち帰りま…
今日は観察会でした。毎年しているところですが、天気もよくて良かったです。 オイカワ。だいぶ色は落ちてきていますが、美しさはさすが。 ムギツク。わかりやすい美しさ。 ツチフキ。ここでははじめて採りました。あまりツチフキ向きの環境ではないのですが…
Okawa, T., Kurita, Y., Kanno, K., Koyama, A., Onikura, N. (2016) Molecular analysis of the distributions of the invasive Asian clam, Corbicula fluminea (O.F. Müller, 1774), and threatened native clam, C. leana Prime, 1867, on Kyushu Island…
がっつりと夏休みでした。イケアではザリガニ祭りが開催されていたので、喜んで一匹購入して食べました。 中国産の養殖アメリカザリガニですが、おいしいです。1匹150円くらい。 食べ方パンフも配布されていて親切。ディルの香りが苦手でなければかなり美味…
某外来アリの研修会など。現場では皆さんがんばっておられます。そういう職で雇われているので、こういう時には少しでもお役に立てばと思います。 絵は少し失敗した感あり。やはりドジョウより難しい。 同僚氏のアイデアにより、区別するポイントを記した紙…
帰省していました。ミンミンゼミがたくさん鳴いていて新鮮でした。 久しぶりに秘密ポイントへ。ホトケドジョウが30年前のようにたくさんいて喜ばしかったです。 ムサシノジュズカケハゼも何故かたくさん!かつてはここにはこんなにいなかった記憶があります…
アリに続きヘビが話題で疲弊していますが、元気です。アリの知識はだいぶ向上しました。ヘビもかつて学んだ知識が役だっています。 合間合間に少しずつ研究も続けています。オオヨドシマドジョウCobitis sakahoko。この支流の個体群は気になっていたところで…
出水の影響で調査の多くは中止に。写真はビリンゴ。今年は調査はせずに色々すべき年なのでしょう・・
今日は調査でした。 素晴らしい渓流。 水しぶきがあたる岩の上にはハセガワダルマガムシがものすごくたくさんいました。 同じような場所にはナガアシドロムシ属も。脚の赤い未記載種と思われる種です。 同じような場所にはオオメホソチビドロムシも。こんな…
生きてます。最近入手した本など。 まずは内山りゅうさんの新刊「さかなのたまご(ポプラ社)」 全編ひらがなで子供向けの仮面をかぶっていますが、ムギツクのオヤニラミ産卵巣への托卵など、ちびっこを容赦なく淡水魚沼に引きずり込む仕掛がなされており、…
春先に大どじょう展など魚部とやっておりましたが、同じ北九州市立いのちのたび博物館の夏の特別展「大昆虫博(リンク)」においても魚部企画展「魚部@ヒメドロムシ&ゲンゴロウ展」に一部参加させてもらっています。 何をしているかというと、ヒメドロムシ…
月刊アクアライフ8月号にドジョウの記事を書きました。 表紙の写真がイイですね。日本産淡水魚特集です。二枚貝は持ち帰らないとか、外来種とか希少種とか、そういったちょっとした注意の部分もきちんと書かれていて素晴らしいです。趣味の淡水魚採集&飼育…
今日は観察会でした。奇跡的に晴れ間ものぞいて、運が良かったです。 ドジョウ。今年は大きいのがたくさん。うまく繁殖して欲しいです。 オオミズムシも湧いていました。ちびっこの反応はいまいちでしたが・・ どちらかというと人気はこちら。ツチガエル(左…
F岡県内、大雨のニュースが流れていますが、本当に局地的に降っていたようで、家のあたりは普通ですし、そもそも今日は県内某所の川で調査をしていました。雨は多少降ったり止んだりではありましたが、危険を感じることはまったくなかったです。出水があっ…
今日は勉強会&ミニ観察会というような感じでした。 毎年しているところですが今年はドジョウがたくさん! オス2匹、メス2匹。この他にもたくさん!おそらく在来系統です。増えているのならうれしいことです。 子を負っているコオイムシ。動きが早すぎてぶれ…
夜にヘイケボタル観察会でした。雨が降って来たり、マムシが出たりと落ち着きませんでしたが、ホタルはたくさん飛んでて良かったです。 久しぶりに見たニホンマムシ。カッコイイ・・
雨降りそうでしたがなんとか調査ができました。 ヤマメ ドンコ オヤニラミ オイカワ アブラボテ ヤマトシマドジョウ イシドジョウ
Biström, O.,Watanabe, K.(2017)A new species of the genus Hydrovatus (Coleoptera, Dytiscidae) from Iriomote island, southwestern Japan,with a key to the Japanese species. Elytra,Tokyo, New Series, 7: 5–13. 日本産ゲンゴロウ科に1種増えました…
某所で標本整理作業など。貴重な標本をこの手に・・これで研究が進む・・
今日は観察会でした。よく晴れて良かったです。しかしそろそろちゃんと雨が降って欲しい気も・・ 今日のライブ会場。毎年お馴染みの休耕田を利用したビオトープです。 今年もコガムシがあふれかえっていました。テンション高すぎてすぐに手からこぼれ落ちて…
昨日の調査にて。もうなんか色々まわりません。ごめんなさい。 チスイビルとコシマゲンゴロウ。いつまでもこういう風景を眺めていたいだけです。 チスイビルたくさん。県内ではここしか生息地を知りません。実は危機的な状況にあるのではないかと、考えてい…
今日は魚調査でした。ということで捕獲した外来種のニシキゴイ。川には似合いません。。
今日は観察会。朝方体調がいまいちでしたが、川でちびっこと魚採りしてたら治りました。 久しぶりの某川。ガンガン改修されていますが、この区間は手つかず。 ヤマトシマドジョウ。やや縦条傾向の個体。 オヤニラミ。美しい個体。 スナヤツメ。まだ絶滅して…
生きてます・・。締め切り仕事に追われています。まだ6月というのに・・ 某氏から送っていただいた縦条模様のヤマトシマドジョウ。美しい。素晴らしい。ヤマトシマドジョウはスジシマ種群とシマ種群の異種間交雑に由来する新種のため、繁殖期に縦条模様に変…
今日ははっしー所長との定例調査。三年目?共同研究プロジェクトもいよいよ大詰めです。以下、副産物。 オイカワ。美しい婚姻色が出ています。写真撮ろうとしたら跳ねて躍動感あふれる感じに。。 ハス。かっこいい。ここでは国内由来の外来種なので、かっこ…
観察会。よい天気でした。 観察会中に発見してしまったケスジドロムシのエル・ドラド。もはや観察会どころではない。まさかこんな所に楽園があったとは知りませんでした。 オイカワ。婚姻色バリバリのオス。 イトモロコ。お腹が大きいですね。産卵期です。 …
ここ数日はセスジガムシ属のことをお勉強しています。日本からは5種が知られていますが、まだまだ発見もありそう。 本日、Hさんから送っていただいた種。これがクロセスジガムシ?北海道産です。どうもありがとうございました。セスジガムシ属はどれも美し…
今日は観察会でした。良く晴れて良かったです。 ヌマムツ。ちょっといかつい顔をしている。 カワヒガイ。メスです。もう繁殖期は終わりかけですね。 カマツカ。我らがカマツカ。今日も布教に励みました。 トウヨシノボリ。九州北部でよく見かけるタイプのト…
淡水魚を採っていると自然交雑個体なんかに出会うこともしばしばありますが、ふと、オイカワ類の交雑個体写真コレクションを紹介します。 1枚目はオイカワ×ヌマムツ。この組み合わせは有明海沿岸のクリークではしばしば採れるのですが、中でもこのオスは至高…